そして、その先に生まれた神、多紀理毘売命たきりびめのみことは、胸形むなかたの奥津宮おきつみやに鎮座している。次に市寸島比売命いつきしまひめのみことは、胸形の中津宮に鎮座している。次に田寸津比売命たきつひめのみことは、胸形・・・
「2017年」の記事一覧(8 / 13ページ目)
オシホミミ・アメノホヒらはアマテラスの息子、宗像三女神はスサノオの娘
ここでは、アマテラスがスサノオの十拳剣をさがみにかんで、吐き出した気吹の狭霧に成った三柱の女神と、スサノオがアマテラスの八尺勾をさがみにかんで、吐き出した気吹の狭霧に成った五柱の男神の所属を決める「詔り別け」がアマテラス・・・
宗像三女神、オシホミミ、アメノホヒほかの誕生
そして、それぞれが天あめの安やすの河かわを挟んでうけいをする時に、天照大御神あまてらすおおみかみが、まず建速須佐之男命たけはやすさのおのみことの佩いている十拳剣とつかつるぎを乞い受け、それを三つに打ち折り、玉の緒がゆらゆ・・・
スサノオの十拳剣から三女神、アマテラスの玉から五男神が成る
スサノオとアマテラスの間で、スサノオの心の清明を証明するための「うけい」が行われました。二神は高天原にある天の安河を挟んで向かい合います。 アマテラスがスサノオの十拳剣を噛み砕き、息吹の霧を吐き出すと、三柱の女神が成りま・・・
スサノオがアマテラスに「うけい」を提案する
スサノオは、武装して自分を迎えたアマテラスの警戒を解くため、自分は葦原中国を追放され、根の堅州国へ赴くことになったいきさつを報告するために参上しただけで、邪心はないことを告げます。 これに対しアマテラスが、心の潔白がどう・・・
アマテラスが武装してスサノオを迎える
スサノオが高天原に昇るときの山や川や国土のどよめきに驚いたアマテラスは、スサノオが自分の国である高天原を奪いに来たのではないかと思いました。 そして、髪を男性の髪型であるみずらに結い直し、勾玉を緒に連ねた飾り物を身に着け・・・
スサノオ、根の堅州国に赴く前に高天原に昇りアマテラスに会う
父であるイザナギに葦原中国から追放されることとなったスサノオは、根の堅州国へ赴くことになりましたが、その前に、その事情を姉であるアマテラスに伝えるため、天に参上することにしました。 すると、山や川がどよめき、国土が震えま・・・
スサノオが根の堅州国に追放される
イザナギがスサノオに、成人しても泣きわめき続けているわけを聞くと、「亡き母のいる根の堅州国へ行きたい」と返ってきました。それを聞いたイザナギは激怒し、スサノオを葦原中国から追放してしまいます。 すべての事業を終えたイザナ・・・
スサノオが泣くと山が枯れ、川や海が干上がり、災いが起こった
イザナギの事依さしを受けた後、アマテラスとツクヨミの二神はそれに従い、それぞれの領域を治めていましたが、スサノオだけは、委任された海原を治めようとせずに、成人してあごひげが胸元に届くほどになっても、泣きわめいてばかりいま・・・
アマテラスが高天原、スサノオが海原、ツクヨミが夜之食国を統治する
神生みの最後に、三貴子を生んだイザナギは大いに喜び、この三柱の神に世界分治の事依さし(委任)を行います。そしてアマテラスは高天原を、ツクヨミは夜之食国を、スサノオは海原を治めることとしました。 ツクヨミに関しては、古事記・・・