阿曇連の祖神・綿津見神、住吉大社の大神・筒之男命(現代語訳) 現代語訳 黄泉の国とイザナギの禊ぎ・現代語訳 この三柱みはしらの綿津見わたつみの神は、阿曇連あづみのむらじたちが祖神として斎いつき祭る神である。つまり、阿曇連たちは、綿津見神の子、宇都志日金拆命うつしひがなさくのみことの子孫である。その底筒之男命そこつつのをのみこと、中筒之男命なかつつのおのみこと、上筒之男命うわつつのをのみことの三柱の神は、墨江すみのえの三前みまえの大神である。 《言葉》 【阿曇連】あずみのむらじ 阿曇氏は海部を統括する氏、連は姓(かばね) 【祖神】おやがみ 祖先神のこと 【斎く】いつく 身を清浄にして神を大切にし、これに仕えること 【宇都志日金拆命】うつしひがなさくの命 未詳、「うつし」は現世の、この世に顕在する、の意 【墨江之三前大神】すみのえのみまへの大神 墨江は大阪の住吉のこと、現在の住吉大社の祭神 戻る≪ ≫次へ 注釈へ Sponsored Link 関連記事 こちらの記事もどうぞ八十禍津日神、大禍津日神、綿津見神、筒之男命(現代語訳)イザナギ、阿波岐原で禊ぎをする(現代語訳)三貴子、アマテラス・スサノオ・ツクヨミの誕生(現代語訳)黄泉の国のイザナミとヨモツヘグイ、蛆たかる身体に八雷神(現代語訳)イザナギを追うヨモツシコメ、黄泉比良坂の桃の実(現代語訳)イザナギ、黄泉比良坂を千引石で塞ぐ。ことど渡し(現代語訳) NEXT:「三貴子、アマテラス・スサノオ・ツクヨミの誕生(現代語訳)」 PREV:「八十禍津日神、大禍津日神、綿津見神、筒之男命(現代語訳)」 コメントをどうぞ 返信をキャンセルする。 名前 (必須) メールアドレス(公開されません) (必須) ウェブサイト コメント送信