造化三神が隠れた後の地上世界の陸地は、海に漂うクラゲのようなもの(くらげなすただよへる)で、そこから葦の芽のようにウマシアシカビヒコヂが、次にアメノトコタチが成り、すぐに姿を消します。 この場面の描写はクラゲ、水に浮ぶ脂・・・
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天地初発之時の地上世界のイメージ、国について
次に地上世界の陸地がまだ幼く、水に浮かぶ脂のようで、くらげみたいにゆらゆらと漂っている時に、葦の芽のように萌え出たものによって成った神の名は、宇麻志阿斯訶備比古遅うましあしかびひこぢの神、次に天之常立あめのとこたちの神。・・・
天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神~造化三神
天地初発の時に、天之御中主神(アメノミナカヌシ)、高御産巣日神(タカミムスビ)、神産巣日神(カミムスビ)のいわゆる造化三神が成ります。 三柱とも独神ですぐに姿を隠しますが、タカミムスビとカミムスビの二柱は古事記の物語展開・・・
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天地初発之時、古事記の冒頭に見る古代日本人の世界観
天と地が初めて現れたときに、高天原たかまのはらに成った神の名は、天之御中主あめのみなかぬしの神、次に高御産巣日たかみむすびの神、次に神産巣日かみむすびの神。この三柱みはしらの神は、いずれも独神ひとりがみとして成り、すぐに・・・