そこで、天照大御神あまてらすおおみかみは、速須佐之男命はやすさのおのみことに、「この、後に生まれた五柱の男子は、私の持ち物を物実ものざねとして成りました。ですから、当然私の子です。先に生まれた三柱の女子は、あなたの持ち物を物実として成りました。ですから、つまりあなたの子です」と言って、生まれてきた子たちを区別した。

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《言葉》

  • 【物実】ものざね 「さね」は「たね」のこと、物から子が生まれたことによる呼び方